「電子車検証」第3報 国交省が仕様を決定!
利便性とコストを考慮して、A6サイズ程度の台紙にICタグを貼付
国土交通省は2020年12月8日「電子車検証の仕様について、A6サイズ程度の台紙にICタグを貼り付ける方式を採用した」と発表!(従来はカードサイズ)
今後は令和5年(2023年)1月の利用開始へ向けて、具体的な制度整備や関係システムの構築を進めるとのこと。
導入スケジュール
令和5年(2023年)1月から利用開始を予定。
出展:国土交通省|車検証を電子へ!
電子車検証の仕様に関する検討結果について:https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_
hh_003912.html
ご存知ですか⁈OSSの将来像
国土交通省自動車局の資料より
2020年9月、令和3年度の国土交通省予算概算要求概要が発表されました。その中のI自動車局の組織別予算概算要求概要に、「自動車検査登録手続の申請者利便の向上」と題して興味深い記載がありましたのでご紹介します。
「新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機として、自動車検査登録手続の簡素化や待ち時間の短縮による申請者負担の軽減を図るため、自動車検査証更新手続のドライブスルー化や、予め必要な申請書を自宅等で作成することを可能とするサイトの構築等を行う。」
国土交通省自動車局|令和3年度自動車局関係予算概算要求概要,P7より引用(右図も同じ)。
https://www.mlit.go.jp/page/content/001364071.pdf
上記資料で、下記予算が要求されています。
- 自動車検査証更新手続きのドライブスルー化
- 検査・登録手続きの申請書作成サイト等の構築
これらは、指定工場以外にもOSSの利用を拡大させる施策かもしれません⁈今後の情報に注意が必要です。