今さら聞けない 「ドライバーモニタリングシステム」~運転者の居眠り・脇見を検知するシステムのガイドラインが策定~
自動運転レベル3以上では保安基準で搭載が義務付け
国交省は2020年12月、安全運転を継続できない可能性のある居眠りや、脇見等の状態を検知して、運転者に知らせる「ドライバーモニタリングシステム」のガイドラインを策定しました。
国土交通省HP(報道発表資料):https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000354.html
どうしてガイドラインが必要?
自動運転化に必要な技術について、今まではこうしたガイドラインは定められていませんでした。どんな状態を居眠り・脇見とするかなどの定義が決まる事によって、国はメーカー等による早期の実用化を期待しています。
システムの概要は?
居眠りや脇見等により安全運転を継続できない可能性を検知し、状態に応じて視覚、聴覚、触覚、緩減速などの体感により運転者へ知らせるものとしています。
ASV推進検討会による、その他ガイドライン
運転者の異常を検知する
- 運転者の異常時に車両が対応する/減速停止型
- 〃 (発展型)路肩等退避型/高速道路版
- 〃 (発展型)路肩等退避型/一般道路版
- 異常を検知、対応した場合の作動データ記録装置
詳しくは自動車総合安全情報HPをご覧ください。
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モニタリングカメラの導入事例(ホンダ)
国交省HP:https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001372477.pdf
<車検時に考えられるポイント:整備士向け>
今まで車内は発煙筒、シートベルト、警告灯などが主な点検項目でしたが、モニタリングカメラを遮るようなアクセサリーや、過度な装飾等は「不適合」となる可能性も・・・、今後の対象車両に注意!