ご存知ですか?!OBD車検に関する「検査用スキャンツール」の最新情報~指定整備規則及び、検査機器基準の一部を改正する省令・告示(案)~

「検査用スキャンツール」に機器校正は要らない?!

国土交通省は2021年2月、指定自動車整備事業者に対し、新たに電子的な検査を行う為の機器(検査用スキャンツール)を備えなければなない事とし、検査用スキャンツールの技術基準を定める改正についてパブリックコメント(意見公募)を行いました。
国交省自動車交通局プレスリリース:
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000214610
注)現在募集は終了しています、意見・情報の提出は出来ません、参考としてご覧下さい。

<改正概要(省令)>
指定自動車整備事業規則の一部改正(案)

①指定自動車整備事業者が備えるべき自動車検査用検査機械器具として「検査用スキャンツール」を規定する。※大型特殊、二輪のみを対象とする事業者除く
②「検査用スキャンツール」について、現時点で検査結果に影響を与える不具合が起こる可能性が低い事から、「校正を受けなくても良い」ものとする。
③検査の基準及び指定整備記録簿の項目に電子的な検査を追加する。

<改正概要(告示)>
自動車検査用機械器具に係る、国土交通大臣の定める技術上の基準の一部改正(案)

・自動車技術総合機構が開発・配布するアプリをインストールでき、同機構が設置する電子的な検査を行う為のサーバーにネット経由で接続する機能があること。
・使用に耐える十分な耐久性、円滑に動作する事。
・車に搭載された車載式故障診断装置と接続し、故障コードが読取り可能であること。
・コード読取り状況やアプリ画面が表示できる事。
検査を実施する車両の型式などが入力できる事。

※自動車検査手法のあり方検討会の最終報告書を元に適切な用語に変更等の修正を行って告示とします。


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