車載通信機の共通化で未来が変わる?!

~トヨタ・ダイハツ・スバル・マツダ・スズキの5社が技術仕様を統一化~

車載通信機とは、各自動車メーカーが提供する様々なコネクティッドサービスに必要な通信装置です。

トヨタ自動車は2021年4月、子会社のダイハツをはじめ、スバル・マツダ・スズキの5メーカーにて次世代の車載通信機の技術仕様を共同で開発し、車両通信システムの共通化を推進するとしています。国土交通省においても車載通信装置の標準化など、大規模災害発生時の被災防止を目的として、国連自動車基準調和フォーラム(WP29)での議論を行うとしています。
参考:トヨタHPニュースリリース:https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/35230333.html

■例)車載通信機が搭載された車で出来る事

①事故や急病時の緊急車両手配
②オペレーターとの会話(サポート/アドバイス)
③データに基づく予防整備や注意喚起(販売店等)
④スマートフォンやアプリとの連動サービス
⑤走行データ連動型の自動車保険加入

その他:ナビの地図データ更新や盗難時の車両追跡など様々なサービスが用意されている

■身近な「仕様共通化」の一例:OBDⅡ

<接続コネクタ統一化>

接続コネクタ

診断方法(点滅回数)や故障コードなども国内外で統一され当たり前になった

男性

車載通信機の普及で「車はネットに繋がるのが当り前の時代」がすぐそこに?!

■国交省の動き、方針は?

大規模災害時に車載通信機を活用しての被災防止など、国際標準化への議論を主導・調査を行うとしています。参照元国土交通省:https://www.mlit.go.jp/common/001365005.pdf

国交省の動き

CASE戦略に対する国やメーカーの動きが激化中国の発表や、最新の業界動向に注目しましょう!


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