始まってます、自動車整備士資格制度等の見直し~小型/大型、ガソリン/ディーゼル等の統合が確定間近に⁈~
国土交通省は2022年1月「自動車整備士技能検定規則等の一部を改正する省令案」を発表、行政情報サイトにて2/28まで、パブリックコメント(意見公募)を行っている。整備士資格制度は過去に複数回見直しがされており、今回は一級~三級までの種類の変更や、電気装置整備士/車体整備士資格へも、電子制御装置の内容を含める等の見直しが検討されている。参考:e-GoV:https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000230075
改正(省令案)の背景
国交省は2019年、自動車整備技術の高度化検討会傘下に「自動車整備士資格制度等見直しWG」を設置、進歩する先進技術に対応するため、自動車整備士の資格体系や養成課程等の見直しを行っている。
その他の改正概要(上記図含む)
- ・自動車一級学科試験の口述を廃止、実技試験へ含める
- 各技能試験の受験資格について種別再編、改正を行う
- 大学等の電気/電子学科卒業者も実務経験年数の短縮
- ・自動車特定整備事業の認証における従業員要件の改正
- 一級/二級の二輪整備士は二輪限定工場で検査員が可
(※)自動車検査員について、その他の変更はなし
自動車整備士の役割
各自動車整備士の役割の主な変更点が明記されています。
出典先リンクまたは、QRコードよりご覧ください
今回の改正案によるポイントを考えると・・・
れまで、小型のみ資格試験が行われていた小型一級が大型と統合、その他についても内燃機関から、電動化へと対応するための改正も「お客様の安全を担保するため」と考えれば避けられない見直しでは⁈