お急ぎください! 車検証電子化対応への準備~年末に駆け込み申請が発生する可能性も⁉ 早めの準備で最大限のメリットを~
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2023年1月 登録車の車検証電子化スタート
変更・移転登録/継続検査で順次切り替え!
国交省は、車検証の電子化に関する業務等について4月にパブリックコメントを終了、5/20に「記録等事務委託制度」についてプレスリリースを行い、5/23から代行者となるための申請受付が全国各地でスタートしました。本年度中の申請は郵送での受付けとなり、これから保適の電子化や、OSSのID取得をしようとする企業も増加が見込まれますので、早めの準備が必要です。
出展:国土交通省|記録等事務委託制度について:https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk6_000053.html
記録等事務委託制度とは?
電子化された車検証の継続検査時の記録に関する「特定記録事務」及び変更記録に関する「特定変更記録事務」を国土交通大臣が要件を満たす者へ委託する制度。
◆特定記録等事務(継続検査が対象)
対象:指定整備工場、振興会等の連合会、行政書士/法人など
◆特定変更記録等事務(所有権解除などの管轄が変わらない変更)
対象:行政書士/法人
委託にかかる主な要件は?
- 当該事務を行うのに必要かつ適切な能力を有すること
➡例)指定整備工場、又は行政書士法人である等 - 適切な組織体制であること
➡適切な電磁的記録、ステッカー等の管理、責任者選任等 - 必要な設備等を有すること
➡IT環境や各種機器、ジービズIDやセキュリティ対策等
指定整備工場での前提条件は?
継続申請を電子(OSS申請)で行っている事が必須!
当社システム使用の指定工場様でも約6割がOSS申請未実施の為、来年に向けID取得や申込みが集中すると時間が掛かり、「車検証電子化に対応したいタイミングで出来ない」可能性も⁈
電子車検証を自社で更新するためには?
- .電子保適、かつOSS申請を行っていること
- 適切な管理体制、プリンタ等設備機器を有している
- 支局へ各申請書類を提出、委託手続きを終えている等
<運輸支局への申請書式様式等>
記録等事務委託制度について
<軽検査協会への申請書様式等>
委託申請に必要な書類