車検ステッカー 貼り付け位置が変更に⁈~車検受け忘れ対策として規定の一部を改正、パブリックコメントを実施~

運転者が満了日を視認できる位置へ貼付けへ

国土交通省は6月22日、 無車検運行防止対策の一環として、これまで前方から見易い位置に表示する事を目的としていた検査 標章(車検ステッカー) の表示位置を、 前方から見易い位置であるとともに運転者が検査標章に表示している自動車検査証の有 効期間を容易に確認できる位置に表示するよう実施要領の改正を行う事を検討しており、7月22日まで意見公募を行っている。 (参考) e-Gov 意見募集の期間終了後リンク先が変更になる場合があります、 案件番号: 155220913 で検索して下さい。
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220913&Mode=0

車検ステッカー、現在の貼り付け規定は?

Ⓐルームミラーがある車はその前方の前面ガラス上部
Ⓑその他の車は運転者席から最も遠い前面ガラス上部
©ガラス上部が着色され、外側から確認する事ができ
ない場合は確認できる位置まで下にずらした位置

改正後はどこに貼り付ければいい?

経済産業省が発表している資料より発表されている【2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略】に「自動車販売店や整備事業者については、電動化に伴う車両の構造変化に対応した設備投資・人材育成や、整備事業の更なる効率化・生産性向上に向けたDX投資等を後押しする」と、明記されています。
※2022年から再び被害が拡大しています

どうして変更になる?

過去に国交省が実施した調査では、全国で20万台の「車検切れ」車両が走行しているという結果がありました、今回の改正を行うことで、運転者による「車検の受け忘れ」を防止する対策の一環として、車検満了日が見える位置への変更を検討しています。

(予定)公布:令和4年8月/施行:令和5年1月

国交省による無車検、無保険車への対策一例

  • 街頭検査で無車検車・無保険車に対する指導・警告
    ➡警察と共に無車検の補足、自賠責切れ車への注意喚起
  • 公道走行する車検切れ車両への指導
    ナンバー自動読取装置のデータから指導文書送付
  • ハガキ送付による是正
    ➡MOTASデータから無車検・無保険を抽出ハガキ送付

出典:国土交通省自動車局:https://www.mlit.go.jp/common/001365005.pdf

何を準備するべき?(指定工場)

車検証とステッカー送付時に同封する説明書きなど、お客様へ変更を説明する必要がありますよね!


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