電子車検証での「同一性確認」どうされていますか?~指定整備時における検査証記録事項の確認方法は、PC版車検証閲覧アプリがおすすめです~
指定整備時に電子車検証交付時に発行される「自動車検査証記録事項」で同一性の確認を行なうと「違反事項に該当する可能性」があります。
指定整備時に「自動車検査証記録事項」 で同一性を確認するリスクとは?
自動車検査証記録事項が、車検証の更新後、最新のものではない可能性があります。
紛失した車検証を再交付後に、見つかった再交付前の車検証と自動車検査証記録事項を持ってきた、など。カーオーナーに自覚が無い場合や、悪意のある方が意図的に行う可能性もあります。
車検証と比較して偽造防止対策が弱いため、信憑性が低い。
電子車検証特設サイトの記載内容
ICタグに格納された車検証情報は「車検証閲覧アプリ」から確認することができます。
~中略~
「自動車検査証記録事項」は、車検証のように車両運行時に自動車に備え付ける義務はありませんが、電子車検証のICタグに記録され、券面で確認できない事項を容易に確認できるよう、電子車検証の交付時に補助的にお渡ししているものです。
https://www.denshishakensho-portal.mlit.go.jp/business/about/
整備工場ではPC版の車検証閲覧アプリの利用をおすすめします!
※車検証と閲覧アプリの画像は、国土交通省|電子車検証特設サイト より引用
https://www.denshishakensho-portal.mlit.go.jp/
PC版の「車検証閲覧アプリ」を利用する際には、「ICカードリーダーが必要になります。また、インターネットに接続した状態であれば、車検証情報取込みファイルの出力(JSON,XML,CSV形式)で、OSS申請や各社システムでの利活用ができます。
自動車検査証記録事項はカーオーナーにお渡しするための資料と割り切りましょう。
スマホ版アプリでは、車検証情報がPDFのダウンロードしかできないため、やはりPC版アプリがおすすめです。