本格運用開始直前!OBD検査の準備は万全ですか?

OBD検査の法令適用が迫る中、多くの整備工場様が準備を進めていることと思います。国土交通省が主催する「第8回OBD検査準備会合」開催され、OBD検査に向けた取り組みが本格化しています。

今回の記事では、特にOBD検査の準備がまだ整っていない指定工場様に向けて、重要な情報をご案内します。

なぜ、今すぐOBD検査の準備を進めるべきなのか?

OBD検査システムの利用状況は詳細に把握されています

国土交通省および関連団体は、OBD検査システムの利用状況を個々の整備工場単位で詳細に把握されています。つまり、貴社のOBD検査への取り組み状況は、国土交通省にしっかりと記録されているということです。

そして、下のグラフから読み取れます通り、半数近くの指定整備工場で準備が遅れている点が懸念されているのです。

8/25日時点での初回アプリ使用率は53%

準備なく保安基準適合証を発行➡検査未実施と疑われる可能性

充分な準備なしに保安基準適合証を発行した場合、OBD検査における完成検査の一部未実施と疑われる可能性は非常に高いです。これは、自社の信用問題に直結するだけでなく、行政処分を受ける可能性も否定できません。

未実施の指定工場 ➡早々に監査が入る可能性

OBD検査・プレ運用の実施状況について、国土交通省は厳しく監視しています。特に、OBD検査の準備が遅れている指定工場に対しては、10月以降、早急に監査が入る可能性が非常に高いと考えられます。

OBD検査システムにおける監査対象となるインターネット通信環境

環境構築に時間がかかるため、早めの着手をお勧めします

社内Wi-Fi環境や工場内へのLAN配線の延長など、今まではインターネット環境が無くても業務はできていましたが、OBD検査では工場など検査を実施する場所で通信環境が不安定ですと、機器の不調や故障の際に保適が切れない=完成検査が出来ないリスクが高まります。

従来監査対象では無かった「通信環境」が、注意するべき項目となっています。

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本記事に掲載の情報は作成時点での情報です。最新の情報は、国土交通省のホームページをご確認ください。OBD検査に関する最新情報は、常に変化しています。この記事を参考に、ご自身の整備工場に合った対策を検討してみてください。


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