【#3 OBD検査 編】 整備・鈑金工場様を取り巻く今覚えておいて頂きたい10のポイント~電子帳簿保存法、インボイス制度、OSS、OBD検査、エーミング~

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100年に1度の大改革

100年に一度の大改革

自動車アフターマーケットでは、100年に1度の大改革と言われるほど大きな変化が立て続けに訪れています。そこで働く私たちは今、何をすべきでしょうか?

車検制度 自動車整備の高度化

ココからは車検制度の変化についてお話しします。

まずは自動車整備の高度化への対応についてです。

自動車整備の高度化に対する大まかな流れ

自動車整備の高度化に対する大まかな流れ

近年販売された新型車両には、自動で車速を制御してくれるオートクルーズや、電動とエンジン駆動のハイブリッド車が急激に増えてきていることは体感的にもお気づきかと思います。そして、これらの車には今までにないセンサーなどの電子制御が多く使用され、複雑な制御が行われています。

これら電子制御に対応するために創設されたが、ご存知の特定整備認証です。

特定整備認証で、受入工場側の人材や設備を整えましたが、各種センサーや電子制御装置のトラブルを検知し、安全を確保するためには詳細なエラーコードの解析や合否判定が必要になります。

そこで「OBD検査」が始まることになります。

2023年の10月からプレテストが始まり、国産車の対象車は2024年10月本格稼働となります。

OBD検査の一例

スライドは国土交通省の資料です。

OBD(On-Board Diagunostics:車載式故障診断装置)に記録された故障コードをスキャンツールで読み取り、専用アプリを通じて(独)自動車技術総合機構のサーバーと通信して保安基準の適合性を判定してもらう仕組みです。

OBD検査の一例

同じく国土交通省の資料です。

従来の整備用スキャンツールと異なる「検査用スキャンツール」が必要になるのがわかります。
※一定の条件を満たし、バージョンアップ等を行なうことで整備用スキャンツールを検査用スキャンツールとして兼用することができる場合があります。詳しくは各スキャンツールメーカーにお問合せください。

かわら版

スライドは弊社で作成、配布しております「かわら版」です。

スライドの作業フロー図をご覧ください。

OBD点検で用いる整備用スキャンツールと、OBD検査で用いる検査用スキャンツールを、どのタイミングで用いるのかお分かりいただけるように作成しました。

8つ目のポイント!

ココがポイントの8つ目です。

クルマの進化に対応するために、

スキャンツールのインターネット接続が大前提となりました。

指定工場様はもちろん、認証工場様でもOBD検査に対応するのが望ましいと言われておりますが、どのタイミングでどんな故障コードをスキャンするのかなど、今現在でも少々不明瞭な部分がありますので、OBD検査の最新情報には注目です。

詳細な情報が入手でき次第、かわら版などで速報をお知らせします。

日本自動車機工工具協会

検査用スキャンツールは、本日(2023年7月26日)現在で2機種が認定されております。今後も追加される見込みですので、最新情報はこちらをご確認ください。

事業場IDの申請はお早めに

事業場IDの申請はお早めに

また、(独)自動車技術総合機構が「OBD検査ポータル(https://www.obd.naltec.go.jp)」を開設しています。
OBD検査に関する最新情報は、この「OBD検査ポータル」に詳細なマニュアルなどが掲載されていますので、ご確認をおすすめします。さらに、OBD検査を行なうには「事業場ID」の申請が必要です。申請から発行されるまでには少々お時間がかかるようですので、詳細情報のご確認と併せて、事業場IDの申請もお早めにご検討ください。

>>>次回は、#4 OSSについてです。


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