【#4 OSS 編】 整備・鈑金工場様を取り巻く今覚えておいて頂きたい10のポイント~電子帳簿保存法、インボイス制度、OSS、OBD車検、エーミング~
生産性の向上(DX)
次は生産性の向上に関わる情報になります。
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生産性の向上に対する大まかな流れ
昨今、ニュースなどでも報道されていますが、「労働人口の減少」と「インターネットの普及」。この2点に注目していただくとわかりやすいかと思います。
明らかに人材が減る中でインターネットを軸にしたデジタル活用での生産性向上は必然と思われます。
振返りますと、約20年前から始まりました「e-JIBAI」は既に皆さんもお使いのことと思います。
また、指定工場様では電子保適やOSS申請をお使いの方も多いのではないでしょうか。
さらに、今年から始まりました「車検証の電子化」です。これらの流れは、すべて生産性の向上に向けた一連の大きな流れになっています。
そして始まるのが「記録等事務代行制度」です。
e-JIBAI、電子保適、OSS申請の活用を前提として利用できる制度です。
記録事務代行ポータルが開設!
国土交通省が国土交通省が「記録事務代行ポータル(https://www.kirokujimu-portal.mlit.go.jp/#/)」を開設しています。
代行業務の内容や、代行者になる申請方法の解説と申請の受付、必要なアプリのダウンロードなどができます。記録事務代行を行わない予定の方も一度は内容のお確認をおすすめします。
記録事務代行のメリット
改めて、記録事務代行を行なうメリットを確認したいと思います。
車検証の電子化で、OSS申請手続き完了後の「車検証更新手続きが窓口へ行かずにご自身でできます。」
ココがポイントの9つ目です。
保安基準適合標章を発行せずに、検査後に陸運支局に行かずに、継続検査を完了できる、ということです。
もちろん、記載事項の変更が伴う場合などの例外はありますが、生産性向上に大きく貢献してくれることと期待できます。
記録事務代行申請するには
申請は、先ほどご案内しました「記録事務代行ポータル」から行なうことができます。
詳細なルールや条件がございますので、是非記録事務代行ポータルをご確認ください。