「法定スキャンツール」に求められる機能とは?

「OBD検査」に必要な、5つの条件とそのポイント

国土交通省は「OBDを活用した車検の在り方検討会」で議論を重ね、昨年5月に「改正道路運送車両法」で正式にOBD検査を決定。検討会は最終報告書の中で、「法定スキャンツールは自動車と通信する事が可能であると共に、アプリをインストールし、インターネット経由で機構サーバーに接続が可能な機器とする」と明記しています。
車載式故障診断装置を活用した自動車検査手法のあり方について(最終報告書):https://www.mlit.go.jp/common/001279097.pdf

「法定スキャンツール」に必要な5つの条件、条件から見えてくるポイントとは⁈

アプリ
Webサイトから特定DTC照会アプリをインストールして作動できる(※)
(※)VCI(車両通信装置)を備えたPC・タブレット等でも可

読取り
車検証QRコードや「電子車検証」を読み取り、検査車両を特定できる

条件から見えてくるポイントとは⁈

「電子車検証」が読み取れる機能を有すること
➡紙の継続申請~OSS申請への移行を促進

接続
車両OBDポート(16ピン)を介して、故障コード(DTC)が読み取れる

送受信
アプリを介して機構サーバと接続し、DTC情報と合否結果の送受信が可能

認定
国土交通大臣の定める技術基準に適合した「型式認定」を受けている

条件から見えてくるポイントとは⁈

技術基準に適合した「型式認定」を受けている
➡検査ライン機器同様に「校正」が必要

資料:OBD検査の流れ(最終報告書の巻末ページ参照)


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