今さら聞けない ETC 2022年/2030年問題~旧規格のETC車載器は、2022年12月から使えなくなるかも⁈~

対象の車載器は電波法違反に

国交省は2018年9月、ITSサービス高度化機構、及び高速道路会社6社と連名で電波法関連法令の改正により、一部のETC車載器(旧スプリアス規格で製造)は2022年12月1日以降使用できなくなると発表しました。
国土交通省HP: https://www.mlit.go.jp/road/yuryo/etc/spurious/index.html

なぜ2022年に使えなくなる?

古い車載器から発せられる電波を不要電波(スプリアス)とみなす電波法が2005年に改正され、その猶予期間が2022年11月末で終了するため。

対象は?➡2007年以前に認証を受けて製造された機器
国交省HP:ETC利用案内(よくあるご質問)で検索

2022年問題はどう対処すればいい⁈

国交省は2007年以前の車載器についての確認、メーカーへの問合せを勧めています。

2007年以前の車載器でも、再度検査を受ければ使用可能の機器もあり、対象となる数は限定的です。
総務省HP:無線設備のスプリアス発射の強度の許容値で検索

2030年問題ってどうなるの?

新しいセキュリティ規格を導入すると発表されており、使えなくなる機器が2022年に比べ大幅に拡大する⁈
※国交省は今のセキュリティに問題が発生した場合、その時期が早まる可能性もあると明言しています。
国交省HP:セキュリティ規格の変更についてで検索

電波法に違反するとどうなるの⁈

✔1年以下の懲役又は100万円以下の罰金
✔5年以下の懲役又は250万円以下の罰金旧規格の車載器は取付けてるだけで違反に⁈


2022年問題

2022年問題(対象:少ない)
基本は各メーカーのHPで確認し、情報が無ければ自身でメーカー側
へ問合せるしかありません。

2030年問題(対象:多い)
管理番号をセットアップ申込書か、機器裏側で確認するほかに、識別マークで確認する方法があります。

↓国交省HP:I新・旧セキュリティ対応車載器の識別方法で検索


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