2022年1月、道路運送車両法が一部改正へ~ドライバー異常時に自動停止できるよう対応。パブリックコメントを実施~

「ドライバー異常自動検知システム」ってご存知ですか?

国土交通省が2021年11月10日、ドライバーの異常時に車両を自動停止できるように道路運送車両の保安基準の細目を定める告示を一部改正すると発表しました。2021年12月10日までパブリックコメントを募集し、2022年1月初旬からの交付・施行を行なう計画です。「装置型式指定規則の一部を改正する省令案及び道路運送車両の保安基準の細目を定める告示等の一部を改正する告示案に関する意見募集について」|国土交通省自動車局安全・環境基準課

■「ドライバー異常検知システム」とは?

運転者に異常が発生した場合に運転者、もしくは乗客による「押しボタン方式」と、「システムがドライバーの姿勢崩れ、閉眼状態、ハンドル操作の有無等を監視し、異常を検知」し、以下自動制御を行なうシステムです。
①徐々に減速してその場で停止
車線を維持(自動操舵)しながら徐々に減速し、車線内で停止
車線を維持しながら徐々に減速し、可能な場合、車線変更しつつ路肩等に寄せて停止。

■既に実用化は始まっています!

トヨタ自動車は11月2日発売した「クラウン」に「ドライバー異常時対応システムを初採用。」https://toyota.jp/safety/scene/highway/

マツダは「CO-PILOT CONCEPT」を開発中。
2022年に実用化するという計画をプレス向けに発表、各所で報道されています。

■ドライバー異常時対応システムのガイドライン

令和元年8月2日|国土交通省より
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000310.html
※詳細はリンクよりご確認ください。

ドライバー異常時対応システムについて

特定整備の対応範囲も日々進化しています。「今後入庫する車両の進化」をお見逃しなく!


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