2023年10月から自動車公正競争規約・同施行規則が改正されます。 お客様のために、改正規約を正しく理解し、正しく対応しましょう。
プライスカード、どう変わる？
販売価格を表示する場合は、「車両価格」に「諸費用」を加えた価格を 「支払総額」の名称を用いて表示した上で、内訳として「車両価格」及び「諸費用の額」を表示する必要があります。
また、保険料、税金、登録等に伴う費用が含まれている事を示す事や、表示価格が登録等の時期や登録地域等について一定の条件を付した価格である事を示さなければなりません。
同時に定期点検整備の有無も表示必須となります。
「支払総額」とは何を指すのか？
「車両価格」に「諸費用」を加えた価格を指します。
「車両価格」とは、展示時点で既に装着済の装備等を含む価格のことであり、「定期点検整備」及び「保証」を付帯して販売する場合は、その費用も含まれます。
「諸費用」とは、保険料、税金、登録等に伴う費用を指しますが、一般的に諸費用とされているものの中にも、支払総額に含まれるものと含まれないものが存在するた め注意が必要です。
書き換えるだけではありません！対応に必要なこととは？
☑ プライスボード（カード）、同作成システムの変更
☑ Webサイトや新聞・チラシ広告等の表示内容の変更
☑ 中古車情報誌・同Webサイトの表示内容変更への対応
☑ 注文書、同作成システムの変更
☑「諸費用」等に関する適切な対応（問題がある場合は見直し、適正化）
お客様に納得してご購入いただくためにもしっかり対応していきましょう！
支払総額だけでなく、その内訳や、価格の条件等も表示しなければならないということです。
